防犯まちづくり講座(2017.2.12 自治会主催)

同じ講師の方が3年連続、顔なじみになり話しやすかったとのこと。夢くらぶから10名参加、その他住民は5名だった。

◆見沼区の犯罪発生状況

平成元年 8万5千

平成16年 18万1千件(ピーク)

平成28年 7万件で29年前の水準まで減少した。

見沼区は千人当たり8.74件で31位(ほぼ真ん中)だが隣町の大宮19.6、岩槻11.6が多く流れ込みやすいので注意が必要。

街頭犯罪は身近で多い。

自転車ドロが30%を占めるが減る傾向にある。鍵の掛け忘れや、ちょいの間の鍵を掛けないことで盗難に遭う。

自転車ドロは、少年が44%を占め、初犯が多い。二重ロックも有効、防犯登録もあると犯罪の傾向が掴める。

自転車荷台のカバーも犯罪防止に役立つのでつけて欲しい。

◆マンション侵入

犯罪が起きるのは、近隣の顔を知らない、音を立てても人が出てこない、挨拶しない。という住民意識。

侵入場所は、玄関から26%、ベランダから70%で上階ほど多い。上階ほどベランダの鍵を確実にする。

ゴミ出しのちょっとの間に注意が必要。

現金を置かない、クレジットカードに注意。

◆子供の安全対策

声掛け犯罪は、平成27年は55%増だったが28年は10%減った(83件)

小学生が一人で女の子が犯罪に遭うケースが多い

多い時間帯は15時から18時の間で登校時も多い。

欲しいものをあげるといって追いかけや後追いが多い。

子供達が帰宅後見回りが終った頃犯罪が起きる傾向もあり16時から17時位の散歩しながら見回りを薦める。

子供達と挨拶して、挨拶させて、一人で遊ばせず、不審者は直ぐ大宮警察署へ連絡することが重要。

◆振り込め詐欺減ってきている。(前年31億円が21億円に減少)

オレオレ詐欺からワタシワタシ詐欺(女性)が増えている。

若い人にはID詐欺が増加中。

未然防止効果は、806件14億円に上る。

60歳以上の女性は65%に上り男女合計で86%、70代が最も多い。

還付詐欺は男に多い。

ATMを使わず見つかりにくい路上受け渡しが多くなってきた。

留守電設定をしたほうが良い。

詐欺電話がきたらまずみんなに知らせることが重要。(それによってみんなが注意します)

今までは同じ人が続けて被害を受けるケースが多かったが最近は1回のみが多い。

防災訓練(2016.10.16)

各7棟の非常ベルを鳴らし彫刻広場に集合、消火訓練、放水訓練、防災グッズの使い方指導を行った。消防署からは非常に統制がとれてよくできた、とお褒めの言葉を頂いた。